VRChatで自分の脳波測定画面を表示させてみた
この記事について
自分用メモみたいなものです。
背景
VRChatプレイ中の脳波の状態を見たかっただけです。
まず意味なんてありません。
使用したもの
mindwave mobile2 (http://neurosky.com/)
- NeuroSky社製脳波計
- 集中度、瞑想度のほかにデルタ波、シータ波、アルファ波、ベータ波、ガンマ波を計測できる
Brainwave Visualizer (https://store.neurosky.com/products/brainwave-visualizer)
- 脳の活動をグラフィカルに表示できる
Twitch (https://www.twitch.tv/)
- ライブストリーミング配信プラットフォーム
OBS Studio (https://obsproject.com/ja)
- オープンソースの配信ソフト
VRChat (https://www.vrchat.net/)
- ソーシャルVRプラットフォーム
- ここからTwitchを見ることもできる
構成
mindwaveを装着して脳波を計測→Brainwave Visualizerでチャートを表示→Twitchでその画面を配信→VRChatでライブを閲覧
解説
①Mindwave mobile2を装着して脳波を計測
今回の脳波の測定にはNeuroSky社製のMindwave mobile2という簡易脳波計を使用
開発環境はBrainwave Starter Kit Product Supportの日本語版pdfを参照
Bluetooth接続をしたらThinkGear Connectorに脳波の値が取得されます。
②Brainwave Visualizerでチャートを表示
Brainwave Visualizerという脳波の活動をグラフィカルに表示させることができるソフトをダウンロードし、Mindwaveを接続します。
https://store.neurosky.com/products/brainwave-visualizer
この画面の右上と左のグラフはδ波、θ波、low-α波、high-α波、low-β波、high-β波、low-γ波、high-γ波の8つの周波数域を出力します。
右下では集中度、瞑想度を出力しています。
③Twitchで配信
VRChatで上の画面をリアルタイムで表示させることができる方法を探したが、そんなことはできないためかなり強引にYoutube Liveで配信したものを表示させようとしましたが、Youtube Liveが見れなかったため、Twitchで配信することにしました。
配信ソフトはOBS Studioを使いました。
④VRChatでライブを閲覧
配信を開始したらVRChatのライブが見れるワールドに移動
今回はIwsd roomというワールドに来ました。
テレビの下のLiveから配信中のURLを貼り付けます。
なんとかこれで表示できました。
感想
当然だがVRChatに脳波の情報を送ることはできないので、かなり強引で間接的なやり方になってしまった。
それと配信ということなのでかなりのラグがある。これではVRChatで脳波の表示する意味がないので何とか別の方法を検討中。(そもそもVRChatで見る必要のあるものではないが)
今のところVRChatで脳波を使って何かをすることはできないことは分かったが、VR中の脳波の状態はなかなか面白いことが分かったのでそのうち記事にすると思います。
HTC viveというVR機器(VRChatなどで使用)を使いながらのMindwaveの使用をしようとしたが付け心地が酷いのと脳波の値が取得しづらいので今回は使わなかったが、
VRを使った簡単なBMIを作りたいとは思っているのでそのうち何かに使うかも?